KONOCO 製 Markaudioユニット使用BS10 風小型スピーカー
#スピーカー #自作スピーカー #オーディオ
#日記 #2023年 #1月29日 2023年1月-29 06:46
Markaudio CHN519(=Ontomo Mook OM-MF519)の優れた点を活かし、エンクロージャに起因すると思われる問題点を解消するために、同じKONOCO製の5Lのダブル・バスレフを購入しました。
ユニットはCHN519からOM-MF519に変更され、用途もニアフィールドではなく通常環境で聴いてますが、容積にゆとりのあるダブルバスレフに変更したことが功を奏してか、とてもよく鳴ってます。(KONOCO 製 Markaudioユニット使用ダブルバスレフ・スピーカー)
ユニットの性能を活かせるかどうかは、エンクロージャの設計次第ですね。ダブル・バスレフの設計は難しく、試行錯誤が必要とされているので、KONOCOさんの作品は、継続的に音質・デザインを見直しされている点が素晴らしいです。
#日記 #2022年 #7月7日 2022年7月-7 19:57
書斎オーディオとしてニアフィールドで聴くのを諦めて、メインのオーディオ環境につなげてみたら、「わお、フルレンジの点音源ってすごーい!」とうなってしまった。
特にライブ音源の臨場感がとても良くなります。空間再現性がよく、どこで誰が歌って・演奏しているのか「リアル」に感じます、考えなくてもすぐ把握できます。
理由は3点、まず、Markaudio CHN519の口径が8cmと小さく、次に、バッフル幅も小さく、また、箱が響かないため。そのために、音場が部屋いっぱいに広がり、かつ、高い精度で定位します。メイン環境で、少し離れて聴いていると、スピーカーがどこで鳴っているのか分からなくなります。
CHN519の周波数特性はいまいちで高低音とも弱く、音色もいまいちで、特にピアノが苦手なのだけど、オーケストラは意外といけます。チェロのソロや、ジャズのトリオも(低音が損なわれる割に)そこそこいけます。思っていた以上にフルレンジの再現する音場の良さは魅力的で、何台もフルレンジスピーカーを作る人がいる理由も分かる気がする。この感動をそのままに、少しだけ口径を大きくして(10cm程度?)、周波数帯域を広げられたらどうかと期待してしまう。
これまで、CHN519のことを、散々、音がフツーとか言ってたけど、アンプの情報量不足とセッティングの問題が影響すると分かってきた。前から薄々そうじゃないかと思ってたけど、 CHN519は、ニアフィールドが苦手なのかも。3m近く左右を離して、少し離れたところから聴いたら、すごく音もいいと感じる。
PARC Audioのユニットを載せたスピーカーをいくつか購入したが、このスピーカーほどリアルには再生してくれなかったので、Markaudio のユニットは空間再現性でPARC Audioに優っているように感じます。CHN519の音色はあまり好きではないのだけど、Markaudioの上位クラスのユニットの音色がどうなのか知りたいところ。(CHN519も箱を選べば化けるかも)
序列は、Polk Audio Signature Elite ES15以下だったのだけど、メインの再生環境につなげて、左右を離して設置したら、甲乙つけがたくなった。(デスクトップで比べてしまうと ES15の圧倒的勝利になる)
もっと早く気付いてたら、Paradigm Premier 200Bのサブスピーカー探しを、フルレンジ一発にしてたかも。私はPARC audioのウッドコーンが好きだと思ってたけど、MarkaudioやScan-Speak の同等以上のクラスのフルレンジを聴いてみたくなった。(2-wayの明るく元気なスピーカーを探そうとしていたので、ここで新たな選択肢が増えて少し困った)
#日記 #2022年 #4月23日 2022年4月-23 08:4
KONOCO製のエンクロージャは、軽く、コンパクトで、デザインもすごく良いです。ユニットをいろいろ換えて見ると良いと思います。音も、サイズの割には、よいと思います、エンクロージャの板の厚みとバッフル幅の狭さが、Markaudio CHN519 のリアルな空間再現性を支えていると思います。バッフルが革張りなのも、良いかも。
家具インテリア工房【KONOCO(コノコ)】製 BS10 風小型スピーカー(ハンドメイド・エンクロージャー + Markaudio CHN519)  (書斎用)
スピーカーユニット: Markaudio CHN519 (8cmユニット)
エンクロージャ:  BS10(バスレフ型)の縮小版
サイズ(WHD): 230x 130  x 177  (mm )
バッフル口径: 75mm
共振周波数:約88Hz
バスレフ型スピーカー「共振周波数の計算」
有効内容積:約2.6L
板の厚さ: 12〜15mm
バッフル、天板: レッドパイン集成材(t12mm)+本革貼り
側、底: アカシア集成材(t15mm)
裏板、仕切り: MDF(t12mm)
特徴
ニアフィールドで聴いているが、フルレンジなので、定位はばっちり。音場は、スピーカーの設置間隔が狭いので、それなり。
小型スピーカーだが、それなりに容量があるので、低音もそこそこ出る。
ユニットのCHN519は、
一言で言えば、フツーな音が出る。
低音は良いと思うが、中高音(女性ボーカル)の美しさが(かなり)足りない。ピアノもいまいち。
高音対策に、マルチスピーカー構成にして、スーパーツイータを足してみた(後述)。イコライザで対応可能かも。
中音対策には、、、とりあえず、プリアンプを挟み、オペアンプで少し音色を変えた。
4m離れたところから、BGM的に聴いていると、良い。
CHN519 のエージング: 結構辛いです。
時間、かかります。100時間経過しても、まだ少しずつ変わっている印象。開発元推奨は100時間で、100時間未満の音は、かなり悪いです。
最初。おっ、いい音してるじゃん
50時間目くらい: なんだか、ひどく、聴き疲れする
80時間目くらい: 没個性気味。退屈な音だ。高音が出てないのかも。これでエージング終了だったら嫌だな。
100時間超。なんか、持ち直してきた、普通の音になってきた。